火事による火傷や、交通事故による外傷などによって、毛根組織が破壊された場合、その部分からは当然、髪の毛は二度と生えてきません。毛根は一度破壊されたら自然に再生することはありません。
毛根が失われた場合の対処法としては、育毛剤や育毛薬はまったく無力です。
従来では、火傷や傷跡が広範囲に及ぶ場合には、かつら(ウィッグ)や帽子などで傷跡を隠すしかありませんでした。
傷跡が小さい場合にはヘアスタイルの工夫や、部分カツラなどで対処することは可能でしょう。
しかし、従来では自毛以外のなにか代用品で「隠す」という消極的な対処法しかありませんでしたが、
自毛植毛という医療植毛技術が開発されたことで、火傷やケガなどによって毛根が失われた部位にも、自毛植毛で自分の髪の毛を移植することが可能となりました。
また、顔面の火傷などで、眉毛やまつ毛(睫毛)などの毛根が失われた場合にも、頭髪を移植する自毛植毛が可能です。
男性の場合、事故などにより口周辺に傷跡が残ってしまった場合には、自毛植毛で、ヒゲを生やすことで傷跡を目立たなくすることもできるのです。



